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アトリエ・ワン コモナリティーズ<br>──ふるまいの生産

単行本

アトリエ・ワン コモナリティーズ
──ふるまいの生産

本体価格 2,700円
体裁 A4判変型・並製・288頁
ISBN
978-4-86480-009-9

2014年05月発行

アトリエ・ワンにとって、共同体と都市空間、小さなスケールの住宅と大きなスケールの街をつなぐものは何か。30年におよぶ活動の上に、いま彼らは「コモナリティ」(共有性)のデザインの重要性を位置づけます。「コモナリティ」のデザインとは、建築や場所のデザインをとおして、人々がスキルを伴って共有するさまざまなふるまいを積極的に引き出し、それに満たされる空間をつくりだすことです。
本書では、アトリエ・ワンの「コモナリティ」をめぐるさまざまな思考と作品を紹介します。世界各地で出会ったコモナリティ・スペースの収集と分析、建築・思想書の再読、また芸術創造、歴史、社会哲学論の観点から「コモナリティ」を考える3つの対話も収録。アトリエ・ワンによる都市的ふるまいや文化的コンテクストを空間に反映させる実験的なインターフェイスである《みやしたこうえん》、《北本駅西口駅前広場改修計画》、《BMWグッゲンハイム・ラボ・ニューヨーク》、《同・ベルリン》、《同・ムンバイ》、《カカアコ・アゴラ》も解説とともに掲載。


■目次

1
建築におけるコモナリティ 塚本由晴

2
コモナリティ会議 ふるまいと関係性の方法論 田中功起×塚本由晴+貝島桃代

3
都市空間における人々のふるまい 東京工業大学塚本由晴研究室
ふるまいの生産と街で人々が生きる条件 塚本由晴

4
コモナリティ会議 いまあるものを認めること。なぜあるのかと考えること 中谷礼仁×塚本由晴

5
コモナリティ読会──コモナリティを灯す33冊 東京工業大学塚本由晴研究室 佐々木啓+能作文徳
「コモナリティ」をめぐる言葉 佐々木啓
コモナリティの広がりを捉えるための33の〈言葉〉

6
コモナリティ会議 空間と個と全体──コモナリティのほうへ 篠原雅武×塚本由晴

7
アトリエ・ワンによるパブリック・スペースのデザイン

8
コモナリティの展望 塚本由晴


■関連記事

[特集]アトリエ・ワン『コモナリティーズ──ふるまいの生産』、その建築的 "知性" と "想像力" http://10plus1.jp/monthly/2014/05/


コモナリティ会議 04:「測り得ないもの」に開かれた建築の "知性" と "想像力" のために
塚本由晴(アトリエ・ワン)+榑沼範久(横浜国立大学大学院教授、思想、芸術論)

コモナリティをつなぐために──増山たづ子の「すべて写真になる日まで」展を通して
貝島桃代(アトリエ・ワン)

建築的知性:生きていることの条件において──「マイクロ・パブリック・スペース」展によせて
柳澤田実(関西学院大学神学部准教授、哲学)


コモナリティ会議 05:社会デザインの主体はだれなのか──多様なる合意のかたち
内山節(哲学者)+塚本由晴+貝島桃代(アトリエ・ワン)+能作文徳(東京工業大学大学院助教)+佐々木啓(東京工業大学補佐員)
http://10plus1.jp/monthly/2014/06/commonality-05.php

コモナリティ会議06:「コモナリティ」と「地域社会圏」──「世界」を回復するために
塚本由晴(建築家、アトリエ・ワン)+山本理顕(建築家、山本理顕設計工場)
http://10plus1.jp/monthly/2014/09/06.php

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