土・どろんこ館

建物の魅力

土の魅力がいっぱい!建物をご紹介

土・どろんこ館ってどんなところ?
世界中のあらゆる土は、住まいの素材であり、やきものの原料です。
この館は外部にも内部にも土をふんだんに使い、柔らかで、荒々しく、温かみのある、土のさまざまな表情を感じることができます。版築壁(はんちくかべ)、土間のたたき、イタリア磨き、洗い出しの床……。職人の技を駆使して造られた建物そのものが“作品”です。
洋鍛冶屋、木工作家が制作した手づくり家具なども随所に使われており、土の空間を一層魅力的に引き立てています。
私たちの生活に欠かすことのできない土の魅力を、さまざまな方法でお伝えしています。ぜひ、土の可能性を体感してください!

建築探訪

建物内部の詳細が写真付きでお楽しみいただけます。

1階:企画展示室・多目的ホール

2階:ロフト・百土箱の部屋

鍛鉄(たんてつ)作品

【入口】常滑の風景をイメージ、鍛鉄の格子に色ガラスがはめ込まれています。
【階段手すりとランプシェード】全長4.5mの階段手すりやランプシェードも洋鍛冶屋が工夫を凝らした作品です。

常滑大壁

受付横には、「常滑大壁」が美しい曲線を描きながら大空間に広がっています。カーブと角のめりはりのある弧は奥行を感じさせ、難易度の高い左官技術で形が仕上げられています。弧と弧の間の棒は、建築家フランク・ロイド・ライトが旧帝国ホテルのすだれれんがに採用したのと同じ知多半島・内海の土を使っています。

日干しれんが壁

階段周りの日干しれんが壁は、2006年5・6月に開催したワークショップ参加者の汗の結晶です。手作りのれんが一つ一つの個性を活かしつつ、自然な流れに見えるように、ゆるやかなカーブを描きながら2階ロフトに向かって積み上げられています。

小あがり

土を石灰やセメントなどと混ぜて突き固めた、高さ30cmほどの“三和土(たたき)”でできており、寝転がってくつろげます。

階段下

階段下には、ビー玉を星座に見立てて配置した壁に子ども3人が座れる洗い出しのベンチが置かれた、隠れ家的な空間があります。

磨きの壁

トイレ入口前の壁は、砂目の多い石灰でパターンをつけ、鏝(こて)で磨きあげた、赤や黒のイタリア磨きでできています。

トイレ

男性用は森を、女性用は水をイメージしたトイレは、壁や洗面台一面に色とりどりのモザイクタイルが張りめぐらされています。男性用トイレ個室の天窓からは空を見上げることができ、ホッと一息つけます。

水場

水場には水色のガラスタイルが貼られています。

企画展示室

【版築壁】版築壁は、この建物の見どころの一つ。型枠に入れた土を15cm幅ごとに突いて押し固め、積み上げる“版築(はんちく)工法”で造られた、厚さ80cm、高さ約4mの土壁です。突く時にかかる圧力の差が、地層のように表面に見て取れます。
【床と天井】床は、半乾き時に表面をふき取って小石の粒を出す“洗い出し”でできています。また、天井には漉き和紙が張られています。

受付カウンター

家具職人と左官職人のコラボレーションから生まれためずらしい家具。 南洋材の一枚板を使って作られ、側面は紺色のイタリア磨きで仕上げられています。

百土箱の部屋

壁に沿って、石ころのようなやきものの取っ手が楽しい木の引き出しが並んでいます。小さな引き出しの中には、いろいろな視点から見た土の姿が詰め込まれています。お気に入りのひと箱を探しに来てください。
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