INAXライブミュージアムのご紹介

散策スポット

四季おりおりに移ろいゆく花木が景観を作り出している敷地内には、タイルやれんがを積極的に利用し、ベンチや水場など、来館者がくつろげるスペースを随所に設けています。楽しみながら、ゆっくりと散策ください。

ランドスケープの魅力

擁壁(ようへき)と版築(はんちく)壁

土・どろんこ館

「土・どろんこ館」の建物を取り囲むように築かれた擁壁は、採掘したままの常滑の「はがね土」を用い、パワーシャベルに溶接した鉄板を型枠にして突き固める版築工法で造られており、表面はシャベルの爪で引っ掻いて土の表情を出しています。
「土・どろんこ館」建物外側を覆う版築壁は、強度と耐水性を上げるために石灰と砂を配合した土を、木製型枠に入れて突き固め、鉄筋コンクリート壁にもたれかけさせる形で積み上げた版築工法で造られています。突く時にかかる圧力の差が、地層のように表面に見て取れます。

エントランス ゲート

通りに面した駐車場から「窯のある広場」に向かうエントランスゲート。丸みのあるやわらかい形とあたたかい色合いの階段には、溜めた光りを暗闇で放つ蓄光タイルがはめ込まれています。

床タイル

  • 窯のある広場
  • 陶楽工房

中国産 せん※の、素焼の柔らかさと、INAX製のせっ器質タイル※の硬さを対比させて並べることで、それぞれの質感や風合いを際立たせています。

  • せん:中国語でタイルやれんがのこと。
  • せっ器質タイル:磁器ほどではないが、よく焼き締まったやきもの製のタイル。
トンネル窯周辺の床には、300×600ミリの大形タイルを用いました。やきものの魅力である、炎が生み出す豊かな色合いの濃淡を大切にして焼きあげています。
タイル絵付けやモザイクタイルなど、ものづくりを体験できる「陶楽(とうがく)工房」の入口は、パステル調の色合いが豊富な、石に模して造られた擬石調タイルで仕上げました。

ベンチ

  • 窯のある広場
  • 駐車場
家具職人が厳選した、船の構造材に用いられるほど重くて堅く、耐久性のある、つややかな紫褐色の木材 パープルハートに、タイルをアクセントとして用いました。
セメントにかん水を練り混ぜて塗り、硬くなってから研磨して表面に光沢を持たせるという、技法的にも難しい『研ぎ出し』仕上げのベンチは、一人の左官職人が一週間かけて8回も磨き仕上げた、手間のかかったベンチです。
ビル外壁に用いられる、やきもの製ルーバー(日よけ材)の断面の形が面白いと、設計者がベンチの足に利用しました。

水場 水飲み手洗い場

窯のある広場

板状の土を手で割って釉薬をかけたタイルを底に張り、『洗い出し』※、『人研ぎ』※、『小たたき』※という左官工法で仕上げた手洗い場です。

  • 洗い出し:細かい石粒とモルタルを練り混ぜて塗り、硬くなる直前に表面をふいて石粒の表情を浮き上がらせる工法。
  • 人研ぎ:セメントに大理石の砕片や顔料を練り混ぜて塗り、硬くなってから研磨して表面に光沢を持たせる、人造石塗り研ぎ出し仕上げ。
  • 小たたき:硬くなってから特殊なハンマーで叩くことにより、表情を出す仕上げ。

水場 手洗い場

窯のある広場

版築のグラデーションがきれいな足置き場に座りながら、色鮮やかな瑠璃色タイルが映える洗い場で足を洗ったり、ふいたりできます。

案内標識

ブロンズでできた卵型の立体標識は敷地内に3箇所。触りながら場所を確認できます。

照明

  • 土・どろんこ館
  • 窯のある広場

暗くなると、「どろんこ広場」には二人の陶芸作家作の照明が、「窯のある広場」には鍛鉄作家の照明作品が、辺りをほのかに照らし出します。

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